オンライン家庭教師のデメリット【ベテラン家庭教師が解説】

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最近はオンラインで授業を受けることのできる家庭教師があると聞きますが、デメリットはありますか? ベテラン家庭教師のご意見を聞いてみたいです。

はげにゃん☆

オンライン家庭教師について、僕の思うデメリットをご紹介しますよ!

この記事の信頼性

こんにちは、家庭教師歴20年超のベテラン・ハゲ・ブロガーのはげにゃん☆です。

今回はオンライン家庭教師のデメリットについて、現役で毎日のように家庭教師を楽しんでいる僕が解説していきますね。

それでは始めていきますよ~( `ー´)ノ

目次

オンライン家庭教師のデメリット

小学生から高校生まで、成績を上げるためには塾や家庭教師を活用するケースが多いですね。自分一人では勉強のやり方がわからない、何をすればいいのかわからない。

そんな時に塾や家庭教師は役に立ちます。

役に立つはずの家庭教師が役に立たない場合、特にオンライン家庭教師を受ける際のデメリットは以下の通りです。

※僕の考えによるデメリットのため、すべての方、すべてのケースについて当てはまるわけではありません。

オンライン家庭教師のデメリット

①隣に先生がいないので、集中力が続きにくい。さぼり放題になる可能性もある
②教える側の指導力が対面による指導よりも要求される。講師の力量の差が激しい。
③画面越しでしか生徒の様子が確認できない。生徒の雰囲気、表情などが読み取りにくい。

一つずつ解説していきましょう。

①隣に先生がいないので、集中力が続きにくい。さぼり放題になる可能性もある

勉強する習慣が身についていない生徒ほど、集中力は続かないもの。僕の経験上、15分と持たない生徒もいました。

そうした生徒がオンラインで、目の前に先生がいない状態で勉強をするとどうなるでしょうか?

最初の数回は緊張感もあり、何とか集中することもできるでしょう。それがだんだんと、目の前に先生がいない状態に慣れてくれば。。。

だらけてしまうんですね。さぼってしまうんですね。ペンを持ったままコクリ、コクリと居眠りさえするかもしれません。

頭ではわかっていても、体が言うことを聞かない状態。集中力が続かない状態になりがち

オンライン家庭教師では、生徒の集中力が切れそうになった時に、画面越しでしか声をかけられません。対面であれば、励ましの言葉も直接届けられますし、その場で肩をたたくこともできます。

生徒の集中力を維持させる点では、対面での授業のほうが効果的であると思います。

②教える側の指導力が対面による指導よりも要求される。講師の力量の差が激しい。

オンライン家庭教師において、生徒の質問に対して先生は画面越しに音声と画像を通じて解説していくようになります。通信環境によっては、音声が聞き取りづらい、画面が見えづらい状況もあります。

先生の側からは、生徒の問題を解く様子を画面を通じてしか見ることができません。

僕が対面による指導を重要視しているのは、生徒が問題を解く様子を、手の動き、表情、文字を書くスピードなど、全体的に把握したいからです。

オンラインでは、どうしても生徒の様子は一部しか確認できません。

そのため、生徒がどのような心情で、どのように問題を解いているかをチェックするのが難しくなります。

こうした環境においては、教える側の力量が問われます。

家庭教師歴20年超の僕であっても、画面越しでしか指導できないとすれば、かなりの制約を受けます。対面での指導よりも、生徒の状況を把握するために時間を費やす必要があります。

③画面越しでしか生徒の様子が確認できない。生徒の雰囲気、表情などが読み取りにくい。

②で指摘したように、オンラインでは生徒の一側面しか確認できません。そのため、肝心の学習指導よりも生徒の状況把握に時間を取られがちです。

生徒の状況を知らずして、学習に集中する姿勢を作ることはできません。

多感な10代の中学生、高校生は、学校での些細な出来事、友人からの何気ない一言に大きな影響を受けます。大人が思っている以上に。

そのため、僕は指導を開始する前に学校での様子、出来事、前回指導時から今日にいたるまでの家庭での様子など、雑談を交えながら確認し、生徒の様子を肌で感じようと努めています。

コレ。実はすごく大切なんですよね。

家庭教師はただ単に勉強だけを教えていればいいと、思われがちです。しかし、生徒の心情を理解し、どのような言葉、どのような指導が効果的であるかを指導前に思い描くことができなければ、実りある学習時間となりません。

オンラインでそれが可能であるかどうか。まさに、教える側の、先生のチカラが問われるんですよね。

オンライン家庭教師の活用法

オンライン家庭教師をスムーズに受けることのできる生徒のタイプは以下のようになります。

★ある程度学力がある。(各科目平均点以上は取れている)
★50分の時間、集中することが苦ではない。
★オンライン家庭教師を受講した経験がある。
★オンライン家庭教師を受講するときに保護者がそばにいる。
★生徒と講師の信頼関係が十分である。

こうしたタイプの生徒であれば、以下のようなオンライン家庭教師を受講しても、さほど問題はないと思います。

オンライン家庭教師 Wam


家庭教師のガンバ


オンライン家庭教師 マナリンク


インターネット家庭教師 Netty


オンライン家庭教師は、保護者の費用負担、先生が生徒宅に行く負担を減らすことのできる、メリットもある学習形態です。

ただ、すべての生徒がすぐに、効果が期待できるのかと言えば、僕はそうではないと思います。

学力が低い生徒。学習習慣が無い生徒。集中力に不安のある生徒は、対面での家庭教師、個別指導塾のほうが成績向上への近道となるでしょう。

個別指導塾・学習塾検索サイト

坪田塾


個別指導 Wam


学習塾検索サイト


子供の成績が向上し、勉強に対する面白さ、興味が増していく光景を僕は何度も目の当たりにしてきました。

子供の成績向上により、家庭も明るくなる。親子関係も向上する。

こうした正のループを作りたいものですね。

今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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