
中学生の子供を個別指導塾に通わせようかと思っています。個別指導塾のメリットとデメリットについて教えてほしいです。



個別指導塾での学習指導経験が豊富な僕が解説していきましょう!!
この記事の信頼性
この記事を書いている僕(@hagenyanstar)は、個別指導塾で教室長をしていました。そのため、小学生から高校生までの幅広い年代への学習指導経験、進路相談経験、保護者対応経験が豊富です。
今回は個別指導塾に通うメリットとデメリットについて解説していきます。
結論として、苦手科目を短期集中的に克服し、成績アップを目指すには、個別指導塾が最適であるといえます。
それでは始めていきますね。
個別指導塾のメリット


生徒の能力に応じた指導が受けられる
個別指導塾に通う一番のメリットは、生徒のレベルに応じた指導が受けられる点です。また、指導を希望する科目の分野を細かく指定しての指導も可能です。
例えば、以下のような指導のパターンが考えられますね。
【中学1年生】数学・・・一次方程式の文章問題に特化した指導
【中学2年生】英語・・・文法問題に特化した指導
【中学3年生】数学・・・三角形の合同、相似の証明に特化した指導
【高校1年生】数学・・・二次関数、三角比に特化した指導
【高校2年生】英語・・・長文問題に特化した指導
【高校3年生】英語・・・大学入学共通テストの英語に特化した指導
個別指導塾では幅広い年代の講師をそろえています。10代の学生講師、各年代の社会人講師。入塾の際に、どのような講師を希望するのかを明確に伝えておきましょう。男性講師がよいのか、女性講師がよいのか。講師の年齢、指導経験など、できるだけ細かく伝えておくと、希望に応じた講師が手配されます。
以下のリンクからお近くの個別指導塾を検索いただけます。




勉強が苦手な子供ほど、個別指導塾で勉強するきっかけを見つけられる
僕が個別指導塾の教室長をしていた時には、様々なタイプの生徒がいました。特に多かったのが、家庭で勉強する習慣がなく、学校の宿題もほとんどやることがなく、親に連れられて仕方なく塾に来たというパターンです。
そうした生徒は最初、ヤル気はほとんどありません。自分の意志で、前向きな気持ちでは塾に来ていないからです。しかぁし。そんな生徒も変わる瞬間があります。
「このままではダメだ。。。行きたい高校に今の自分では入ることができない。変わらなければ・・・」
数多くのそうした生徒が変化する瞬間を僕は見てきました。勉強するきっかけを見つけることができるのも、個別指導塾のメリットですね。
父親や母親、兄弟姉妹などがいくら言ってもいうことを聞かなかった生徒が、個別指導塾の講師の言うことは素直に聞く、従う、勉強する、そして成績が向上する。こうした変化が期待できるのが個別指導塾ですね。
個別指導塾のデメリット


費用が高めになる可能性がある
個別指導塾のデメリットは、費用が高めになる点ですね。ただし、それも指導回数や指導時間を調整することで抑えることができます。
個別指導塾によっては、夏期講習、受験直前講習といった名のもと、消化しきれないような授業回数と高額な授業料を提案してくることもあります。本当に必要かどうか、親御さんが判断できれば良いのですが、一方的に押し切られてしまうこともあるようです。
もしも、判断に迷うようであれば、僕にご相談ください。Twitterやこのブログのお問い合わせから個別相談も受け付けています。
担当する講師との相性が合わなければ、成績向上しにくい
人間だれしも、合う、合わないの『相性』というものがありますね。それは子供にとっても同じ。なぜかこの人とは合わない、生理的に受け付けない。
一方、ナゼかあの人とは気が合う、なんだかいい感じがする、素直な気持ちになれる。不思議なもので、言葉では説明がつきにくいのが相性。
僕の経験上、子供の大人に対する印象、相性というのは極端に出ます。
例えば、Aという講師に対してはあまりヤル気を見せなかった生徒が、Bという講師に変更したとたんに、素直にやる気を見せるようになった。こうしたことは、珍しいことではありません。なんとも説明しがたい現象です。
まずは体験指導に参加 ⇒ 子供に合う講師を見つけること


まずは個別指導塾の体験指導に参加しましょう。百聞は一見に如かずです。
どの個別指導塾も無料体験指導を行っており、1カ月の月謝無料キャンペーンなどを行っていることもあります。
できれば2つ、3つほどの体験指導を受け、お子さんとよく話し合って、入塾を検討するのがイイですね。
今回の記事のポイントをまとめておきますね。
【個別指導塾のメリット】
①生徒の能力、レベルに応じた指導が受けられる。
②勉強するきっかけ、ヤル気が出るきっかけを見つけやすい。
【個別指導塾のデメリット】
①費用が高額になることがある。(調整は可能)
②講師との相性に気を付ける必要がある
想像してみましょう。
お子さんが楽しく、個別指導塾で勉強し、成績が向上している姿を。
イメージしてみましょう。
志望校の合格発表日。念願の第一希望の学校に合格し、喜びの涙を流すお子さんとご自分の姿を。
今回は以上になります。ご質問、ご相談はこのブログのお問い合わせや、僕のTwitterアカウント(@hagenyanstar)へ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。